1979、80年にチーム初のリーグ連覇を果たした広島だが、3年連続リーグ優勝は、まだ達成できていない難題だ。球団初の偉業を達成するためのポイントは?百戦錬磨の名投手・大野豊氏が、Vへの道のりを分析する。 取材・構成=吉見淳司、写真=佐藤真一、湯浅芳昭、BBM 
3月25日のソフトバンク戦[マツダ広島]で5回1失点と好投した大瀬良。活躍の糸口をつかんだか
カギを握る若手3投手
今年のオープン戦は3勝9敗2分で11位でした。私の経験上、オープン戦とペナントレースの順位は無関係。オープン戦優勝チームが、ペナントレースで最下位になることもありますし、オープン戦首位打者になった選手がまったく打てないこともある。それほど気にする必要はないでしょう。
とはいえ、気になるところはあります。最も気がかりなのは12球団ワーストのチーム防御率4.73に終わった投手陣。その中でも特に先発ですね。
野村祐輔、ジョンソンは安定していますが、昨季に2ケタ勝利を挙げた
大瀬良大地、
薮田和樹、
岡田明丈は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン