現在、セ・リーグの首位を走る広島だが、打線を見てみると、決して順風満帆に来たわけではなく、ここまでほとんどの時期を、本来の四番打者の鈴木誠也か、本来の三番打者の丸佳浩のいずれかを欠くという状態で戦っていた。それでいながら、このチーム成績を残せている理由は果たしてどこにあるのか?昨年とはまた一味違う、「2018年型カープ打線」のストロングポイントを、データによって検証してみた。 ※記録は5月21日現在 Point1 丸や誠也が離脱しても……代わりに出た選手が活躍
チームは本来の四番・鈴木を21試合、本来の三番・丸を5月21日までの時点で15試合、スタメンから欠くことになったが、それでもチームがこの好成績をキープできたのは、代わりに出た選手がその穴をカバーする活躍を見せたことによる。
まず、鈴木が4月のスタートから4月下旬にかけて先発を外れ(ほかに5月に1試合)、「四番・右翼」に穴が開いたが、「四番」のほうは松山が3割を超える打率で代役を果たした。
エルドレッドも打率は低いが、6試合で7打点。鈴木のスタメン落ち21試合の間、四番は21打点をマークした。また、右翼手として代わりに入った
堂林翔太、
下水流昂、野間峻祥らも・・・
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