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2018交流戦大展望

【交流戦戦力分析】西武・離脱した戦力が復帰。セ相手に再び流れをつかむ

 

ペナントを左右する18試合セ・パ交流戦が5月29日にスタート。同一リーグとの対戦がない18試合の間に、大きくリーグ順位が変わる可能性は高いが、DHの有無や不慣れな球場での戦いと、戦術、起用法も勝敗を分けるポイントとなりうる。そこで、日程や予想布陣などを踏まえながら各球団の戦力をチェックしていこう。他リーグの球団を相手にペナントに勢いをつけるのは、どこだ!?
※記録、成績等は5月21日現在

交流戦で菊池も復帰予定で、戦闘態勢が整っていく


本来の先発ローテに


 西武は3、4月だけで貯金14を稼ぎ、圧倒的な勢いで首位を走った。ところが、5月に入り一変。投打とも低調な試合が目につき始め、負けが増えている。交流戦を機に再び流れに乗りたいところだ。

 朗報は、離脱した戦力が戻ってくることだ。まず、4月中旬に右ヒジを痛めたウルフが、交流戦前にも一軍に復帰する見通しがついた。また、左肩の機能低下のため、5月初めに自ら再調整を選んだ菊池雄星も、交流戦2カード目の阪神戦での復帰を目標に調整を続けている。離脱前も5勝0敗と結果は残したが内容には不満が残った。昨年も交流戦で2勝、防御率2.05の好成績を残したが、本来のエースの姿で復帰するつもりでいる。いずれにせよ、再び開幕当初の先発ローテが組めるのは大きい。

 野手では4月後半に左肩を痛めた中村剛也の復帰が待たれる。すでに・・・

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