ペナントを左右する18試合セ・パ交流戦が5月29日にスタート。同一リーグとの対戦がない18試合の間に、大きくリーグ順位が変わる可能性は高いが、DHの有無や不慣れな球場での戦いと、戦術、起用法も勝敗を分けるポイントとなりうる。そこで、日程や予想布陣などを踏まえながら各球団の戦力をチェックしていこう。他リーグの球団を相手にペナントに勢いをつけるのは、どこだ!?
※記録、成績等は5月21日現在

得意の短期決戦

　日本ハムにとって交流戦最初のカードが試金石となりそうだ。敵地で巨人との3連戦。得意としてきたセ・リーグとの戦いの中で唯一の負け越しを喫している相手にどんな戦いを見せるのか。開幕から決して好調とは言えないチーム状況の中でも貯金を重ねられた基盤となっている安定した先発陣、爆発力のある攻撃陣が序盤戦どおりの姿を見せれば、通算168勝140敗10分けと大きく勝ち越している短期決戦の強さを今年も発揮できるだろう。

　打線のキーマンになりそうなのは・・・