5月21日の時点で、出足よく4勝1敗。今季のカープで、大瀬良大地と並ぶ2本柱と言って差し支えない活躍を見せているのが、岡田明丈だ。昨年は12勝を挙げたが、終盤に調子を崩してCSでの登板を逃した。その反省もあり、今季は年間を通した活躍を誓う。交流戦のキーマンともなるプロ3年目を直撃した。 取材・構成=藤本泰祐、写真=前島進(インタビュー)、BBM さまざまなことを試し、投球内容も変化
──今年も去年に続いて出足よく、4連勝しましたが、いかがでしょうか。
岡田 去年は後半がよくなかったんですけど、疲労軽減のために自分なりに考えていることがあって、それが今の段階ではできているのでいいかなと思います。
──“自分なりに考えていること”というのは。例を挙げていただくと。
岡田 力みのコントロールというか。オープン戦から、わざと力んで投げたり、いろいろと試した中で、バッターの反応を見ていていい感じのところが少し分かったところがあるので。自分で力みをコントロールできるようになってきました。具体的には、できるだけリズムやテンポを一定にして、波がないように投げるということです。
──球種の割合を見ると、去年よりストレートが10%ぐらい減って、変化球が増えていますね。
岡田 スライダー、カーブが増えているかもしれません。これは・・・
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