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2018グラブ特集

ロッテ・荻野貴司外野手 柔らかく、しなやかに、手の延長として自在に操る

 

磨き抜かれた高い技術でファンを魅了する選ばれしプロフェショナルたち。道具にも人一倍のこだわりを持ち、あくなき探究心にも終わりはない。ここでは各ポジションの守備の巧者たちにグラブへの想いを語ってもらった。
取材・構成=杉浦多夢 写真=小山真司

外野手/GLOVE_デサント


 僕がグラブに一番求めているのは柔軟性ですね。もともと内野手だったということもあってサイズも小さめだと思います。あまり大きいと違和感がありますし、手や指先の感覚がそのままグラブに伝わりにくいというか、伝わるのが少し遅くなるような気がするんです。サイズ感もあって、自分でも「あんまり外野手用のグラブっぽくないな」と思います。

 全体的に硬さがカチカチだとどうしても操作がしづらいですし、とにかく自由が利いて、最終的に手の一部になってくれるような感覚が一番大事です。だから・・・

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