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名二塁手が明かす“グラブ愛”

元巨人・篠塚和典が明かす“グラブ愛” 「グラブは手の一部。年々小さくなっていった」

 

かつて名二塁手と言われた球界OBにも話を聞こう。まずはゲッツーでの華麗な身のこなしが代名詞だった篠塚和典氏。通算1696安打の巧打者だが、守備への意識、そしてグラブへの愛着も人一倍だった。

走者のスライディングを避けながら一塁へ送球する。その駆け引きも巧みだった


愛着のあるグラブはやはり手放せない


 グラブとの出合いは“運命”と言えるが、そこから自分流に手を加えるのが醍醐味だという。そして、気に入ったものは少しでも長く使いたいし、そのための努力は惜しまない。

 プロに入った当初、グラブに対するこだわりはそれほどなかったんです。練習でノックをたくさん受けたり、ゲッツーの動きを体験する中で、グラブに何が必要なのかを自然と学んでいきましたね。

 野手の中でも特に二塁手は、ゆっくりボールを持っている時間はほとんどないんです。ボールを捕って、いかにグラブの中から早く出せるか。普通のグラブだと、どうしても間口が狭くなってしまう。だから僕は・・・

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