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夏の甲子園 年代別最強チーム

夏の甲子園 最強チーム 1921年 和歌山中(和歌山)【1910&20年代】

 

“あの〜”という言葉で思い起こされる強いチームが、どの年代にもあるものだ。夏の聖地に強烈なインパクトを残し、時代をけん引したチームを紹介しよう。
優勝メンバーは背番号正式採用(1952年夏)以前のものは原則として初戦の出場選手をポジション順に配列し、以降は任意。

1921年に大会を初制覇したナイン。4試合75得点は今なお破られていない大会最多得点記録


21年75得点は大会レコード


 中等野球草創期の大正時代に行われた夏12回、春3回のすべての全国大会に出場し、通算20勝は全国1位、絶対的な強さを誇った。その和歌山中が初めて日本一に輝いたのが21年の第7回大会のことだ。前年までは守備に秀でていたチームで決め手に欠いていたが、攻撃力のチームへの転換が功を奏す。主砲の井口新次郎(のち早大)を中心に本大会4試合で・・・

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