ここまで数々の「野球の謎」を解き明かしてきたが、グラウンドに立っていた者でしか分からない“謎”もある。特別調査員としても謎を解明してくれた元プロ野球選手の2人に、さらに語り尽くしてもらった。 取材・構成=杉浦多夢 写真=馬場高志(インタビュー)、BBM 【テーマ1 暗黙のルール】消えた野次
――今号の特集は「野球の謎」ということで、元選手しか知り得ない裏話をいろいろお聞きできればと思うのですが……。
川口 これは俺たちが怒られる企画だね。何しゃべってんだって。顔にモザイクかけといてよ!
里崎 僕は目だけ隠してもすぐバレちゃうんで!
――すみません……顔出しでお願いできればと思います(笑)。まず、「球界の暗黙のルール」というとどんなものがあるでしょうか
里崎 パ・リーグのほうが少ないんじゃないですかね。ピッチャーが打席に立たないので。ピッチャーが打席に立つときの暗黙のルールって分からないんですよ。
川口 まず初球には手を出さない。ストライクだろうがボールだろうが見て入るっていうのはあったね。
里崎 点差がついていたら張り切って打っちゃダメなんですよね。
川口 三振して帰る。俺たちの時代は見送らないと・・・
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