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温故知新のカープV8の軌跡

赤き歓喜の記憶V4編 会心のV奪回、4年ぶりリーグ制覇&日本一

 

1975年の初Vの歓喜から黄金時代を築き、一時、低迷もあったが、いまや3連覇を目前と2度目の黄金時代を謳歌している。ここでは、その8回の優勝をプレーバックする。

4年ぶりの優勝、さらに75年に敗れた阪急を下し日本一に


 10月4日、前日、北別府学が大洋を完封し、優勝まであと1勝と迫っていた。先発のマウンドには予想を裏切って、リリーフエースとしてカープ投手陣を守り続けてきた小林誠二が立った。過去9年間で一度として完投のなかったサイドハンドだが、古葉竹識監督は「大事なゲーム。一番信頼できる投手を送ろう」と不安はなかった。

 その小林が好投し、さらにナインも・・・

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