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問われた「超高校級」の真価

金足農高・吉田輝星 甲子園準Vのプライド 「まだ(大学かプロで)固まっていない。まずは国体をしっかり戦ってから」

 

春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭高をはじめ、甲子園で躍動した高校球児たちが挑戦したアジア選手権。「超高校級」と言われ、今ドラフトの目玉となるであろう逸材がアジアの強豪たちとぶつかった。
取材・文=岡本朋祐 写真=田中慎一郎


 甲子園のネット裏から見ても、吉田輝星のストレートはホップしていた。低めのボール球と見極めたコースも、ストライクゾーンへ。秋田勢103年ぶりの準優勝。分かっていても打てない真っすぐを投げ込んでいた。

 あるベテランスカウトはアジア選手権での「評価基準」をこう述べた。

「桑田(桑田真澄、PL学園高、1985年)、松坂(松坂大輔、横浜高、98年)ともに、甲子園後も頼もしい投球をしていた。果たして吉田はどうか・・・

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