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問われた「超高校級」の真価

U-18高校日本代表 柿木蓮、渡邉勇太朗、市川悠太、奈良間大己、根来龍真 問われた「超高校級」の真価 

 

春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭高をはじめ、甲子園で躍動した高校球児たちが挑戦したアジア選手権。「超高校級」と言われ、今ドラフトの目玉となるであろう逸材がアジアの強豪たちとぶつかった。
取材・文=岡本朋祐 写真=田中慎一郎

大阪桐蔭高・柿木蓮投手 楽天・則本を目指す連覇右腕


かきぎ・れん●2000年6月25日生まれ。181cm85kg。右投右打。


 金足農高・吉田輝星は報道陣からの「一番の仲良しは誰ですか?」の問いに対し、柿木蓮の名前を挙げた。練習ではツーシームの握りを伝授する場面も見られた。佐賀県育ちの大らかなキャラクターで、高校日本代表ではムードメーカー的な存在。野手が10人と少ないチーム編成の中で試合中、ベンチにいるときには先陣を切って「盛り上げ役」に徹した。今夏の甲子園では準決勝、決勝で完投勝利を挙げて、史上初となる2度目の春夏連覇を達成。全国制覇へと導いたこの2試合で一皮むけた印象がある。プロ志望の151キロ右腕は「チームの勝利に貢献できた上で、アピールできればいい」。好きな投手は楽天則本昂大で・・・

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