高校3年間で一度も甲子園の土を踏めずとも、プロで輝きを放つ選手は多数いる。今秋ドラフトでも、甲子園“不出場”の逸材球児もスカウトから熱視線を注がれている。その中で本誌が注目する隠れた逸材5人をクローズアップしよう。 取材・文&写真=斎藤寿子 初戦敗退の悔しさバネに掲げる“一球入魂”
今夏の山梨大会初戦、延長11回の末に敗れたが、スカウトの前で自己最速の145キロをマーク。延長11回を3安打2失点14奪三振と駿台甲府高のエース・
荘司宏太は好投した。
初回に失点するも、2回以降は無失点に。そして1対1で迎えた延長11回、サヨナラ負けを喫した。最後の一球は右打者への直球。捕手が後逸し、記録はパスボールだった。
だが、「あれは自分のミスでの負けだった」と荘司は言う・・・
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