課題だったバッティングは、試合を重ねるごとに成長を見せた。もう足、肩だけじゃない。野間峻祥は攻守走、そのすべてでチームに欠かせない存在だ。 写真=BBM チャンスで成長
誰もがブレークを待っていた。そのポテンシャルの高さを知るからこそ、壁を乗り越えてほしかった。ドラフト1位入団から3年間、野間峻祥は驚異の脚力と守備範囲の広さを武器に一軍で活躍はしてきた。しかし、並外れた能力を持つプレーヤーである。期待されるものは、代走や守備固めの域ではなかった。
同じく外野手出身の
廣瀬純外野守備・走塁コーチは言う。「とにかく、外野手は打たないといけません。守備・走塁はもちろん重要ですが、(レギュラーを奪うには)打撃が大事になってきます。今は一番バッターの難しさも感じているでしょうが、飛躍的によくなりました。最も伸びた選手の一人だと思います」。
昨シーズンはチームNO.1の脚力で優勝に貢献したが、打率.189と打席では苦しんだ。スイングの力はありながらも、速い球に差し込まれる場面が目立っていた。打撃コーチの
東出輝裕は連日のように・・・
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