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王者への挑戦権をつかめ!スペシャルインタビュー

ソフトバンク・上林誠知インタビュー 気持ちを切り替えて 「シーズンでやられた分はやり返したい」

 

夏場以降、怒涛の快進撃で西武追い詰めたソフトバンクだったが、あと一歩及ばず。しかし、『日本シリーズ連覇』がついえたわけではない。昨年とは違い、挑戦者として戦うクライマックスシリーズ(CS)。外野の一角として確たる地位をつかんだ上林誠知もまた昨年とは違う、成長した姿でCSに挑む。
取材・構成=菅原梨恵 写真=湯浅芳昭、BBM


果たすべき役割と打席での状況判断


 チームとしては悔しい結果となったペナントレース。それでも、故障者が多く出た厳しい状況の中で、切磋琢磨した選手たちは大きな成長を見せた。上林誠知もその一人。残した数字に確かな手応えを感じている。

 シーズン終盤になっても状態はいいです。月別の成績を気にしているわけではありませんが、8月があまり打てなかった。そこで、「ラストスパート、頑張りたいな」と気持ちの面で切り替えることができました。このまま最後までいきたいですね。修正は気持ちの面以外にもあります。足の上げ方を変えたりだとか。具体的にはピッチャーに対してタイミングを合わせるってことなんですけど。8月は手が遅れて出てしまっていた。ボールに対して入っていけていなかったんです。そこを修正できたのも大きかったですね。

 シーズン終盤に失速した昨年の経験も生きていると思います。昨年1年やってみて先輩たちを見ていると・・・

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