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激動の平成ドラフト史

【平成元年(第25回)】野茂英雄が史上最多8球団競合 実力派そろう屈指の黄金ドラフト/激動の平成ドラフト史

 

平成最後のドラフト会議が10月25日に開催された。ここでは、新日鉄堺・野茂英雄の8球団競合で沸いた平成元年秋のドラフト会議から2017年秋までを一気に振り返っていく。

野茂英雄[新日鐵堺]近鉄1位


 テレビ中継元年でもある。会場では新しく導入された大型画面のディスプレーに、次から次へと野茂英雄(新日鉄堺)の名前が映し出された。ロッテ、大洋、日本ハム阪神、ダイエー、ヤクルトオリックス、近鉄。史上最多の8球団が1位指名。近鉄の仰木彬監督は、最後に残った1枚を手にし、それが「当たり」だった。

 甲子園を沸かせたスラッガー、元木大介(上宮高)は「巨人以外ならプロへ行かない」と明言していたが、巨人は・・・

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