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激動の平成ドラフト史

【平成12年(第36回)】上位投手は伸び悩むも打者では阿部慎之助、内川聖一が名球会入り/激動の平成ドラフト史

 

平成最後のドラフト会議が10月25日に開催された。ここでは、新日鉄堺・野茂英雄の8球団競合で沸いた平成元年秋のドラフト会議から2017年秋までを一気に振り返っていく。

阿部慎之助[中大]巨人1位


 4年ぶりに重複指名によるクジ引きがなかった「無風ドラフト」。注目の大学球界の好投手・山村路直(九州共立大)、山田秋親(立命大)はダイエーが両獲りしたが、いずれも故障に泣き、大成しなかった。

 この年、久々の日本一となった巨人は、強肩強打の阿部慎之助(中大)を獲得。翌01年のルーキーイヤーからスタメン起用され、同年限りで退任した長嶋茂雄監督の置き土産となった。会場がどよめいたのが・・・

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