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激動の平成ドラフト史

【平成17年(第41回)】史上初の分離開催。高校生では抽選ミスも。陽仲壽(岱鋼)は喜び一転、日本ハムへ/激動の平成ドラフト史

 

平成最後のドラフト会議が10月25日に開催された。ここでは、新日鉄堺・野茂英雄の8球団競合で沸いた平成元年秋のドラフト会議から2017年秋までを一気に振り返っていく。

陽仲壽(岱鋼)[福岡第一高]日本ハム1巡


 史上初めて高校生と大学生・社会人に分けて行われ、高校生ドラフトでは「抽選」で波乱が起きた。大阪桐蔭高の平田良介(中日)、柳ヶ浦高の山口俊(横浜)らが単独指名される中、辻内崇伸(大阪桐蔭高)を巨人オリックス、陽仲寿(現在は陽岱鋼。福岡第一高)をソフトバンクと日本ハム、片山博視(報徳学園高)を広島楽天が1巡目指名。片山は楽天がクジを引き当てたが、辻内、陽のところで事件が。オリックス(辻内)とソフトバンク(陽)がクジのNPBマークを見間違え、当たりと勘違い。どちらも「交渉権獲得」の文字はなく、辻内は巨人、陽は日本ハムが獲得となった。

 抽選トラブルがあった高校生とは対照的に・・・

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