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激動の平成ドラフト史

【平成13年(第37回)】「逆指名」から「自由獲得枠」に 甲子園最速・寺原隼人はダイエーへ/激動の平成ドラフト史

 

平成最後のドラフト会議が10月25日に開催された。ここでは、新日鉄堺・野茂英雄の8球団競合で沸いた平成元年秋のドラフト会議から2017年秋までを一気に振り返っていく。

寺原隼人[日南学園高]ダイエー1巡


 8年間続いた「逆指名制度」に代わり、「自由獲得枠」を導入。2名枠は同じだが、2枠を使った場合、1〜3巡目までの指名から外れ、1枠を使った場合、1、3巡目の指名から外れ、使わなかった場合、2巡目の指名から外れる。特に自由枠が2人の場合、いわゆる「ドライチ」とは言いづらいものとなり、ドラフトマニアを嘆かせた。

 新制度を使ったのは5球団で7選手。ヤクルトがシドニー五輪にも出場した左腕、石川雅規(青学大)を獲得。ほか・・・

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