週刊ベースボールONLINE

2018日本シリーズ日本一決定ゲームREVIEW

2018日本シリーズ GAME6 指揮官が見せた先制点への執念

 

4回、内川の犠打でつくった一死二、三塁のチャンスで西田が2球目にスクイズを敢行。一塁線へ絶妙に転がしてソフトバンクは待望の先制点を手に入れた


「あと1個勝つまでは相当しんどいと思いますよ」と柳田悠岐が言えば、「とにかく気持ちで負けないように。強い気持ちで戦わないといけない」と工藤公康監督。いずれも、第5戦に勝って3勝1敗1分けとし、第6戦に向かうまでの言葉だ。

 勝敗からすると慎重過ぎるとも思える。これは一つには、カープファンで埋まるマツダ広島のムードと、その中での広島の強さへの警戒があったからだろう。だがそれだけではなく、疲労度の高い自軍の状況を反映した言葉でもあったのではなかろうか。

 ソフトバンクは、完全に満身創痍(まんしんそうい)だった・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング