週刊ベースボールONLINE

2018 12球団合同トライアウト

トライアウト取材記者の目線 その場で二者一択が可能な環境作りが必要

 

NPBでの現役続行なるか――。NPB所属の12球団から戦力外通告を受けた選手たちに復帰への挑戦権を与える12球団合同トライアウトが、11月13日に福岡県筑後市タマスタ筑後球場で開催された。48人の受講選手たちが、1球に魂を込め最後となるかもしれない戦いに挑んだ。その1日に迫る。
取材・文=椎屋博幸 写真=榎本郁也

球場を後にする選手たちに、会社のパンフレットを渡し勧誘する企業の方々と受け取る選手


 選手たちへの大声援を聞くたびに、トライアウトは再挑戦の場なのか、それとも現役引退としての舞台なのか、分からなくなる。

 野球解説者の藪恵壹氏はアメリカの独立リーグのトライアウトの現状を語ってくれた。約200人の選手が2日間に分けて受講し、メジャーのエリアスカウトなどが見守る中で行われる。内容は多少違うが、大きな違いが一つ。それは・・・

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