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激動の平成移籍史 男たちの決断

西本聖が語る移籍「出されることに納得がいかなかった。でも、藤田さんの言葉でトレードを受け入れた」

 

ここでは移籍の当事者たちの証言をお届けする。「平成最初の大トレード」とも呼ばれた、巨人西本聖加茂川重治中日中尾孝義との交換トレード。西本の回想から、リアルな人間模様が浮き彫りとなる。

中日に移籍後、マウンド上では「打倒・ジャイアンツ」の闘志を隠さなかった


理由が聞きたい


 あれは平成最初のトレードと言われましたが、実はその数年前にも、近鉄へのトレード話があったんです。だから、自分を出そうとする球団の動きは察知していた。1988年は4勝止まりで、オフに藤田(藤田元司)監督(第2期)になったばかり。そこで中日の星野(星野仙一)監督との間で話がまとまったのでしょう。

 そのトレード話は新聞報道を通じて得ており、案の定、球団代表から電話が来ました。でも、自分の中では「はい、分かりました」と言うわけにはいかない。電話では「少し時間をください」と伝えました。

 そのときに思い出したのは・・・

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