エース番号としてあらためて注目されているのが、「18」だ。ここでは、その栄光の歴史と、今季からこの番号を背負い、新たなる歴史を刻もうとする男たちを紹介する。 ※写真の選手名の年号は、18番着用年 巨人で育まれたルーツ
背番号18のステータスを確立させたのが、V9巨人のエース、堀内恒夫だった。1年目の「21」を挟み、悲運のエースとも言われた
藤田元司の後継者として、この番号を着け、憎らしいほどの勝負強さで自分自身と、そしてエースの代名詞にまで、18を育て上げた。さらに1986年からは
桑田真澄が着け、その輝きをさらに増していく。
他チームでは、戦前から
阪神・
若林忠志が着けたが、若林が49年オフ、球団を裏切るように出てしまったこともあって途切れ、
オリックスもまた、阪急時代から
野口二郎、
米田哲也らでエース番号となるも続かなかった。長く続くのが・・・
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