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背番号物語2019

「背番号18」、エースナンバーの浪漫 この番号の歴史は一つの流れだけではない。

 

エース番号としてあらためて注目されているのが、「18」だ。ここでは、その栄光の歴史と、今季からこの番号を背負い、新たなる歴史を刻もうとする男たちを紹介する。
※写真の選手名の年号は、18番着用年

巨人堀内恒夫[1967-83]


巨人で育まれたルーツ


 背番号18のステータスを確立させたのが、V9巨人のエース、堀内恒夫だった。1年目の「21」を挟み、悲運のエースとも言われた藤田元司の後継者として、この番号を着け、憎らしいほどの勝負強さで自分自身と、そしてエースの代名詞にまで、18を育て上げた。さらに1986年からは桑田真澄が着け、その輝きをさらに増していく。

 他チームでは、戦前から阪神若林忠志が着けたが、若林が49年オフ、球団を裏切るように出てしまったこともあって途切れ、オリックスもまた、阪急時代から野口二郎米田哲也らでエース番号となるも続かなかった。長く続くのが・・・

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