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背番号物語2019

大学野球の背番号 早大がこだわる「11」と「6」

 

特集の最後はプロ野球より遥かに長い歴史を誇る大学野球の背番号事情を紹介する。学校やリーグによる違いも大きいようだ。

1960年秋、伝説の早慶6連戦で5試合5完投の安藤元博が着けた「11」が早大のエースに定着した


背番号は59年春から


 1925年秋に発足した東京六大学リーグで、背番号が制定されたのは59年春からだ。長嶋茂雄(元巨人)が在籍した立大時代(1954〜57年)の背中には、背番号がなかった。

 背番号が制定された59年春、監督は「30」で主将は「10」と統一し、現在もその流れが継承されている。

 各大学には、背番号への特別な思い入れがある。早大は1から8(72年の日米大学選手権で負傷し、他界した東門明が着けた「9」は、弔意を込めて現在も欠番扱い)までが内野手で、捕手は6。そして11から投手で、外野手は20番以降が原則。特に正捕手の「6」と、エースナンバー・・・

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