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巨人・炭谷銀仁朗インタビュー 王座奪回の誓い 「何がなんでも優勝。ジャイアンツに来た意味を、結果で証明したい」

 

13シーズンを過ごした愛着ある西武を離れ、FA権を行使して巨人へ。32歳の決断は、簡単ではなかったという。世界の舞台を知る、日本球界でも屈指の経験を誇る捕手。炭谷銀仁朗の新たな挑戦が始まる。
取材・構成=坂本匠、写真=桜井ひとし ※年齢は2019年の満年齢


もう1度野球に向き合う


 高卒1年目、18歳での開幕戦スタメンマスクに始まり、WBCには2度出場するなど、西武で、日本代表で確固たる地位を築き上げた。プロ14年目で決断した新天地への移籍。そこには並々ならぬ思いが秘められていた。

――2月1日のキャンプイン直前に行われた選手会合同自主トレ(宮崎)からのチーム合流という形になったわけですが、このときから若手が良い意味でイジるなど、新天地でも早くも良い雰囲気で練習を積んでいますね。

炭谷 あれは初日から田口(田口麗斗)がやってくれて。ありがたいですよね。やっぱりこういう移籍があると、もともといた選手もお互いに気を使ってしまうところもあるので。どういう形であれ、馴染(なじ)みやすいし、助かりますよ。

――ジャイアンツに加入して約1カ月。チームのカラーをどう感じ取っていますか。一軍のコーチングスタッフは、昨年からほぼ一新されていますが。

炭谷 まだ、全員と話ができているわけではないですが、日々コミュニケーションを取る中で、ジャイアンツに対して持っていたイメージ、これはそんなに変わっていないですね。というのは、僕もこれまで多くの国際大会で日本代表に呼んでもらっていて、阿部慎之助さんをはじめ、勇人(坂本勇人)、小林(小林誠司)、菅野(菅野智之)と、接点のある選手が多いですから。

――ライオンズでともにプレーした経験のある選手も多いです。

炭谷 そうなんです。今回同じタイミングでオリックスから移籍した中島(中島宏之)さんをはじめ、野上(野上亮磨)、コーチにも片岡(片岡治大)さん、脇谷(脇谷亮太、今季よりスカウト)さんがいますしね。そのおかげもあって、意外と構えることなく自然体でここまでやれていると思います。合同自主トレのあと、首脳陣がチームに合流してきてどうなるかな? とは思っていましたが、そもそも原(原辰徳)監督に代わったばかりで、コーチの方も一、二軍合わせて十数人変わられているようで、まさに新体制。チームのみんなからも新鮮な気持ち、良い意味での緊張感が感じられて、競争もありますし、良い雰囲気を感じます。

――ジャイアンツはここ数年、投手では菅野選手が、野手では坂本選手と、30歳前後の2人が実際のパフォーマンスで支えつつ、リーダーシップを発揮してチームをけん引しています。炭谷さんは選手会の会長でもありますが、その目に2人はどう映っているのですか。

炭谷 若くして選手としての実績は十分で、僕も2人からプレー面でも、それ以外のことでも、学ぶことはいっぱいあると思っています。直近では17年のWBCで2人ともチームメートでした。特に・・・

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