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2019新戦力徹底チェック

ロッテ・助っ人大砲2人で破壊力↑

 

大型補強を敢行したチームもあれば、主力流出を機に若返りを図るチームもある。選手が変われば当然、布陣も変わっていく。5人の新監督を含めた12人の指揮官は、果たして、どんな布陣を組むのか。新戦力と現有戦力を交えたチームの陣容をチェックしていこう。
※新加入人数は新人も含む(育成新人は除く)。平均年齢は育成選手を除く

実績十分のレアードに加えバルガス[写真]が“当たり”となれば長打力不足は一気に解消される


2019新加入13人。チーム平均年齢27.6歳


 NPBでの4年間で131発を放ってきたレアードとMLB通算35本塁打のバルガス。チームのウイークポイントを強化する明確な意図を持った補強だ。昨季はチーム78本塁打にとどまっており、レアードは「求められているのはホームランだと思っている」と自らに期待されているものを自覚している。

 体重133キロのスイッチヒッター、バルガスも打席に立てば快音を連発。初の対外試合となった2月8日のラミゴ戦では三番・DHで先発し、ともに左打席で適時打と犠飛を放ってさっそく役割を果たした。井上晴哉114キロ+バルガス133キロ+レアード98キロ=計345キロで形成されるまさに“重量打線”は、一転して攻撃陣最大のストロングポイントに化ける可能性を秘めている。

 2人の助っ人大砲の加入の効果は長打力不足の解消だけではない。井口資仁監督の巧みな・・・

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