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2019新戦力徹底チェック

阪神・西&ガルシアの加入で相乗効果

 

大型補強を敢行したチームもあれば、主力流出を機に若返りを図るチームもある。選手が変われば当然、布陣も変わっていく。5人の新監督を含めた12人の指揮官は、果たして、どんな布陣を組むのか。新戦力と現有戦力を交えたチームの陣容をチェックしていこう。
※新加入人数は新人も含む(育成新人は除く)。平均年齢は育成選手を除く

中日から加入のガルシアも順調な調整ぶり。先発争いは激しくなっている


2019新加入9人。チーム平均年齢28.2歳


 初日からキャッチャーミットの小気味いい音がブルペンに響く。その姿に周囲の目が釘づけになった。初日には入る予定がなかった西勇輝。誰よりも早くマウンドでの投球を行った。今季オリックスからFA加入した男が、投手陣にいい刺激を与えているのは確かだ。

 第1クールの3日間ともブルペンに入る。回転のいいボールがミットに収まる。「目をつぶってでも捕れるほど」とブルペン捕手も絶賛する内容。実績のある投手だけに、そのやる気がほかの若手投手陣の刺激になっており、投手陣全体の意識的な部分での底上げになっている。

 昨季中日で13勝を挙げたガルシアも順調に調整を続けている。第2クールの2日目にブルペン入り。正捕手候補の梅野隆太郎坂本誠志郎を相手に43球を投げた。もちろん・・・

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