もっともっと打ちたい――。日本球界トップクラスの成績を残してもなお、貪欲に自分の打撃と向き合う。見る者をワクワクさせる豪快なスイング。開幕が待ち切れない。 ※インタビュー取材は2月11日 取材・構成=菅原梨恵、写真=湯浅芳昭、BBM まだまだ言えません
2月10日、実戦に入る前の第3クール。柳田悠岐はランチ特打やロングティー打撃で快音を響かせていた。打球は時に鋭く、時に美しい放物線を描き、外野のフェンスを越えていく。練習を終えると観客から拍手。そのスイングはまさにエンターテインメントだ。取材は、キャンプ初のシート打撃が行われた11日の、練習終了直後だった。さすがに少し疲れているようにも見えたが、話し始めると、いつもの“ギータワールド”。その表情と言葉から、少年のような無邪気さとプロの厳しさが伝わってくる。 ――春季キャンプもいよいよ折り返しですね。
柳田 ここまでは順調、いい感じです。
――今キャンプ中に重点的に取り組んでいることは何ですか。
柳田 プレーというよりは体のケアの部分を見直していますね。特にサプリメントやプロテインを飲むタイミングなどを気にするようになりました。
――これまではあまり気にしていなかったのでしょうか。
柳田 今までは結構、適当だったんですよ(苦笑)。
――あらためようと思ったきっかけは。
柳田 オフシーズンにアメリカに自主トレに行った千賀(
千賀滉大)の影響ですね。千賀がダルビッシュ(
ダルビッシュ有・カブス)さんのところに行って・・・
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