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新生ジャイアンツ特集

槙原寛己が解説!! キャンプ終了!巨人・最新戦力分析【投手編】カギを握るのはR.クック。後ろがハマれば中は強固

 

2月28日にキャンプを打ち上げ、3月2日の東京ドームでのオープン戦(ヤクルト戦)を皮切りに、29日の開幕(対広島@マツダ広島)に向けて各地を転戦する。ここでは現状の戦力を巨人OBの槙原寛己氏が解説。理想のラインアップも予想した。
解説=槙原寛己[元巨人、野球解説者] ※情報・成績はキャンプ終了時

菅野智之を中心に先発の頭数は十二分にそろう


先発は質量ともに充実


 外国人枠の兼ね合いで大きく変わってくる部分もありますが、おそらく、外国人は投手に外国人枠「3」を割いてスタートするのではないでしょうか。

 昨季まで2年連続の沢村賞を獲得した菅野智之と、終盤戦は抑えを任されたりもしましたが、今季は先発に専念する山口俊が2枚看板です。調整の進み具合は順調そのもの。2人とも体をしっかり作ってきたなと感じました。菅野は2月23日のオープン戦(※2回を2安打2失点)で満足のいく投球ができなかったですが、彼クラスならこの時期の失敗はすぐに対応策を見つけ、次は修正してくるでしょう。山口もしっかりと球数を投げ込み、相変わらずのタフさを感じます。昨季、菅野が10完投8完封、山口は6完投2完封。この辺りの数字も山口はもっと伸ばしてくるように予想します。

 T.ヤングマンとC.C.メルセデスも外せません。ヤングマンは昨季3勝のみですが、骨折離脱がなければもっと勝ち星は伸びたはずです。コントロールが良く、キャンプのブルペンでも低めによく集めていました。メルセデスも・・・

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