3月29日の2019年シーズン開幕に向け、今後はオープン戦が本格化していくが、果たして、現時点で優勝候補の筆頭格はどのチームになるのか。順位予想や各チームの戦力分析も交えて、シーズンの行方を占っていこう。 ※情報は2月20日時点 田島慎二の出来次第で、中継ぎ陣の配置が変化する
すべては投手陣次第
投手陣、とりわけ先発陣の離脱が止まらない。昨年9月、
小笠原慎之介が左ヒジ遊離軟骨除去手術を受けたことに始まり、11月には
鈴木翔太が右手血行障害の手術。さらに
藤嶋健人も血行障害を抱えて手術に踏み切った。そのうえで
松坂大輔までもが右肩炎症と診断された。4人が万全の状態で開幕を迎えられる可能性は極めて低い。
オフに昨季13勝を挙げた
ガルシアが
阪神へ流出したことも大きな痛手で、前述の4人と合わせれば、昨年からマイナス27勝である。昨季勝ち星ゼロの
大野雄大の復調、新加入の
ロメロが1年を通してローテーションを守ることは必須条件。先発に転向する
又吉克樹と
福谷浩司が機能し、昨季6勝の
笠原祥太郎の上積み、
柳裕也のローテ定着、
吉見一起や
山井大介らベテラン勢がコンスタントに働かなければ、Aクラスは見えてこない。
加えてリリーフ陣も計算が立たない状況だ。クローザーは田島慎二が第1候補だが、キャンプ中の実戦で低調なパフォーマンスに終始。ほかに・・・
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