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飛び出せNEW FACE【新人編】

ソフトバンク・甲斐野央 衝撃の5奪三振で勝利呼び込む

 

開幕スペシャルのPart.1では、2019年シーズン注目の新戦力たちが開幕カードで刻んだそれぞれの第一歩にフォーカスする。まずは開幕一軍を勝ち取り、プロとしてのスタートを切ったルーキーたちだ。
写真=湯浅芳昭


 強烈なインパクトを残した。3月29日、西武との開幕戦、9回に守護神・森唯斗を投入するも、その裏に得点を奪えず、試合は延長に突入。10回のマウンドを託されたのはドラ1ルーキー右腕だった。対する先頭打者は、前の打席で同点の満塁本塁打を放った山川穂高。「うわーっと思った」と言うが、マウンドに上がれば「何としても抑えてやるという気持ちだけだった」と得意のフォーク3球で空振り三振に斬って取った。

 続く森友哉には155キロの外角真っすぐで、外崎修汰は外角低めのフォークで、ともに空振り三振。続投した11回も、中村剛也に内野安打は許したが後続を連続三振。プロ初登板とは思えない圧巻の奪三振ショーに球場のボルテージが上がると・・・

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