球団別に開幕から戦いを分析し、今後を展望、さらに各チームが目指す方向性を探っていく。 ※成績はすべて4月7日終了時点。投手陣スタッフは現時点で計算が立ったと編集部が判断したもの 一番に座り、徐々に本来の自分の打撃を取り戻しつつある神里/写真=小山真司
主軸の破壊力は健在だ。昨季の本塁打王
ソトは4月3日の
ヤクルト戦(神宮)から3戦連発。4日の同カードでは1試合2本塁打を放ち、チームを勝利に導いた。四番・
筒香嘉智も、4月7日までに3本塁打とバットが振れている。
対照的に、打順が固定できないのが一番、二番。ここ数年の課題であったクリーンアップにつなぐ理想的な形がいまだ見えてこない。開幕戦で
ラミレス監督は「インパクトがある」と手術明けの
梶谷隆幸を一番に抜てきし、二番にはオープン戦首位打者の
楠本泰史を起用した。楠本は開幕カードで存在感を見せ、3戦目には梶谷に代わって一番にも座ったが調子は下降気味。現時点では得点圏打率.500と勝負強さが光る
神里和毅が一番、出塁率.385の
柴田竜拓が二番に座るが、流動的だ。開幕から
大和と
伊藤光が好調で、下位からチャンスがつくれる状況にあるだけに、一番、二番のチャンスメーク次第では、さらに相手から嫌がられる打線となっていくだろう。
チームとして勇気づけられたのが・・・
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