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12球団 必勝プランを探れ!

オリックス・投手陣が踏ん張り、僅差で逃げ切る

 

球団別に開幕から戦いを分析し、今後を展望、さらに各チームが目指す方向性を探っていく。
※成績はすべて4月7日終了時点。投手陣スタッフは現時点で計算が立ったと編集部が判断したもの

先発陣が安定し、救援陣も吉田一、澤田、増井[写真右]の勝ち継投が確立。打線が低調なだけに投手陣の踏ん張りは欠かせない/写真=佐藤真一


 打線の奮起を待つしかない。開幕6戦で未勝利と、スタートダッシュに失敗した一因は打線の低調ぶりにある。一番・福田周平、二番・西浦颯大が足を絡めてチャンスメークするも得点につながらず。4月3日のソフトバンク戦(京セラドーム)では、先発・山本由伸が9回1安打無失点の快投も、延長12回0対0の引き分けに。3試合をまたいで28イニング連続無得点など、投手陣を援護できていない。

 それでも、先発陣が踏ん張っている。金子弌大、西勇輝が抜けた先発ローテを不安視する声もあった中で、開幕から9試合の先発防御率は2.86。2日のソフトバンク戦(京セラドーム)でアルバースが大量失点を喫したが、開幕投手を務めた山岡泰輔は2試合計16回3失点と安定感が光り、5日の楽天戦(京セラドーム)では8回無失点でチームを今季初勝利に導いた。

 救援陣も同様だ。今季の勝ち試合は・・・

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