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12球団 必勝プランを探れ!

中日・定位置争いとチーム方針がマッチし打撃◎

 

球団別に開幕から戦いを分析し、今後を展望、さらに各チームが目指す方向性を探っていく。
※成績はすべて4月7日終了時点。投手陣スタッフは現時点で計算が立ったと編集部が判断したもの

外野守備にも挑戦している福田。定位置争いを制することができるか/写真=榎本郁也


 昨季リーグ5位の打率.321で勝負強さも見せたアルモンテは、4月5日時点で無安打と絶不調。そこでアルモンテに代わって左翼に入ったのが、昨季は三塁レギュラーだった福田永将だった。中日の内野陣の定位置争いは熾烈で、開幕後も堂上直倫京田陽太阿部寿樹らで一塁以外のポジションを奪い合っている最中。福田は高橋周平を二塁から三塁へコンバートした影響で、外野守備にも挑戦した経緯があるが、これが大当たり。5日時点で打率.313とアルモンテの穴を埋めた。当初、外野はアルモンテ、大島洋平平田良介の3人で盤石と見られていたが、福田は「出られるなら場所は関係ない」と貪欲に挑み、バットでアピールに成功。しかしアルモンテも黙っていない。6日のヤクルト戦(神宮)では、左翼で先発出場の福田が2タコ。7回にその代打で登場すると、今季初安打となるソロをたたき込み、翌7日の同戦でも先制2ランを放った。

 内野にも日替わりでヒーローが登場している。4日の広島戦(ナゴヤドーム)は・・・

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