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ありがとう平成、わが心の名勝負

激闘の証言者 新井貴浩「2016年は、ドラマや漫画でも“やり過ぎ!”と言われそうな優勝でした」

 

2016年から3連覇を遂げた広島の象徴が、笑顔で現役生活に幕を閉じた。広島生まれの広島育ち。カープ愛が心にも体にも染みついた男が平成カープの名勝負を語る。

2016年リーグVのウイニングボールをつかみダッシュする


野球の神様はいるんだ


 平成と言われ、パッと頭に浮かんだのは、試合ではなく、平成3年、1991年のカープ優勝。僕は中学生だったと思います。広島市民球場で決まり、球場のグラウンドでビールかけをしたのですが、野村謙二郎さんが壇上で何度もバンザイをしていた姿は鮮明に記憶に残っています。秋の夜ですから、ちょっと寒そうでしたね(笑)。

 広島で生まれ、広島で育った僕は、子どものころから「将来、自分はカープの選手になるんだ」と思っていました。まさか、それから25年も優勝から遠ざかり、しかも次の優勝のとき、自分がユニフォームを着てプレーしているとは想像もしなかったですけどね。

 プロ入り後は、2016年9月10日の巨人戦に尽きます。

 すでにマジック1が出ており、勝てば優勝の試合です。東京ドームでしたが、25年間、待ってくれたファンの方もたくさん集まってくれましたし、試合前から、いろいろなことを考え、いろいろな過去の場面が頭をよぎっていました。

 しかも、先発が黒田博樹さん! これも何かのめぐりあわせなのかと感じていました。実は、あの試合・・・

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