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2019ドラフトトピックス

東大・辻居新平 弁護士志望のドラフト候補

 

東大の主将・辻居は早大2回戦[4月21日]でリーグ戦通算3号[2ラン]。いずれも好投手から放った一発に価値がある/写真=井田新輔


 4月21日の早大2回戦。0対7と劣勢の7回裏、東大の三番・辻居新平(4年・栄光学園高)は、左中間スタンドへ豪快な2ランを放った。早大期待の2年生右腕・西垣雅矢(報徳学園高)からの通算3号。チームは2対8と大敗を喫した中、主将のバットが一矢を報いる形となった。リーグ戦初本塁打は2年秋に慶大・高橋佑樹(現4年・川越東高)、第2号は3年春に明大・森下暢仁(現4年・大分商高)から放った。高橋は昨秋の東京六大学ベストナイン投手で大学日本代表候補にも名を連ねた左腕、森下はドラフト1位候補右腕。“大物”からの3本塁打に、辻居の評価が高まるのも当然だ。

 東大出身のプロ野球選手は過去6人いるが、打者としても出場した井手峻氏(元中日)以外は投手。野手専任が入団したケースはなく、辻居には「東大史上初」の期待がかかる。

 辻居の硬式野球歴は4年目。栄光学園高(神奈川)には硬式野球部がなく、軟式でプレー。投手として3年春の県大会準優勝を遂げ、最速130キロ超をマークしている。父と長男が弁護士だったことで、辻居も・・・

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