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プロ野球平成記録集計号

7年連続首位打者のイチローが通算3割5分台でトップ/打率平成ランキング

 

令和時代が始まり、平成が終わった。平成時代にはプロ野球界でもさまざまな選手が活躍を見せた。今号では、さまざまな記録のランキングとともに、平成年代のプロ野球を数字で振り返ってゆく。ここからは打撃編。東京ドーム開場の翌年に始まった平成時代は、昭和時代より一回り大きくなった球場を舞台に、打者がパワーアップを競った時代でもあった。盗塁などは全体に昭和時代より減ったが、逆に走れる選手はそれだけ希少価値を持ったともいえる。平成時代に輝いた打者たちの記録を見ていこう。
※通算記録の表の選手の名前の表記と所属は平成31年4月30日時点(NPB現役は現所属。その他はNPB一軍出場最終所属)。表中☆は2019年のNPB現役選手、+は昭和時代にも実働成績のある選手。年数は実働

1994年にレギュラーを獲得してから7年連続で首位打者に輝いたイチロー。平成時代のレジェンドだ


 NPBの通算打率は4000打数以上が基準となっているが、ここでは3000打席以上でランキングした。

 1位はイチローで打率.353。平成でシーズン3割5分を超えたのは延べ16人しかいないが、イチローは4度も3割5分超えがある。日本最後の年となった2000年は平成では最高の.387をマーク。ブレークした94年にも.385の高打率で、96、98年も3割5分台を記録している。2位の青木宣親は4000打数も突破しており、昭和も含めたランキングでも堂々トップの成績だ。3位の・・・

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