まずは、平成時代のチーム成績を見てみよう。両リーグとも、まさに栄枯盛衰、各チームとも年代とともに浮沈を繰り返したが、果たしてこの30年と少しの間に、最も安定して強かったチームはどこか?また、10年単位でのデータと合わせて見ていこう。 2014年に平成最後、12度目の優勝を決めた巨人。原辰徳監督では7度のV
盟主・巨人が平成でもトップの勝率を残したが、昭和時代のリーグ勝率.587はかなり下回っている。それでも2度の3連覇を含み12度の優勝でリーグを牽引(けんいん)した。またAクラスは25度で唯一最下位がない。勝率5割を超えたのは巨人のほかは
中日のみ。中日は優勝は3番目の5度だが2位が11度もある。1994年は巨人との同率最終決戦に敗れ1ゲーム差、2007年も巨人に1.5ゲーム差の2位だった。リーグでは2番目、6度の優勝を誇る
ヤクルトはわずかに5割に届かなかった。それでも巨人に次ぐ4度の日本一に輝いた。
広島、
阪神は低迷期もあり5割を割った。広島は16年からの3連覇で・・・
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