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プロ野球平成記録集計号

通算は斉藤、シーズンは田中、100勝以上に絞ると和田/勝率平成ランキング

 

令和時代が始まり、平成が終わった。平成時代にはプロ野球界でもさまざまな選手が活躍を見せた。今号では、さまざまな記録のランキングとともに、平成年代のプロ野球を数字で振り返ってゆく。ここからは投手編。平成時代は、投手の球速もどんどん上がり、幾多の鉄腕投手、剛腕投手がマウンドを彩った。一方で、小さく鋭く動かす変化球が主体になるなど投球術も変化し、技巧派投手も技の冴えを見せた。
※通算記録の表の選手の名前の表記と所属は平成31年4月30日時点(NPB現役は現所属。その他はNPB一軍出場最終所属)。表中☆は2019年のNPB現役選手、+は昭和時代にも実働成績のある選手。年数は実働

短い期間ではあったが、ホークスのエースとして君臨した斉藤和巳。安定感は抜群でチームを勝利に導いた


 勝率は通算50勝以上を対象にランキングした。

 1位は斉藤和巳で79勝23敗、勝率.775をマーク。2005年は16勝1敗で.941、03年は20勝3敗で.870、06年は18勝5敗で.783と3度の最高勝率のタイトルを獲得。勝敗がついた00年から最終登板の07年までのチームの勝率は.572だから、負けないエースだったことが分かる。

 7割を超えたのは田中将大ダルビッシュ有。ともにメジャーへ移籍した投手で・・・

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