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プロ野球平成記録集計号

ダルビッシュが唯一の1点台をマークしてトップの座に/防御率平成ランキング

 

令和時代が始まり、平成が終わった。平成時代にはプロ野球界でもさまざまな選手が活躍を見せた。今号では、さまざまな記録のランキングとともに、平成年代のプロ野球を数字で振り返ってゆく。ここからは投手編。平成時代は、投手の球速もどんどん上がり、幾多の鉄腕投手、剛腕投手がマウンドを彩った。一方で、小さく鋭く動かす変化球が主体になるなど投球術も変化し、技巧派投手も技の冴えを見せた。
※通算記録の表の選手の名前の表記と所属は平成31年4月30日時点(NPB現役は現所属。その他はNPB一軍出場最終所属)。表中☆は2019年のNPB現役選手、+は昭和時代にも実働成績のある選手。年数は実働

ダルビッシュ有は09年に1.73、10年は1.78で2年連続最優秀防御率を獲得。キャリアハイは11年の1.44


 防御率は900投球回以上でランキングした。唯一の1点台でトップになったのがダルビッシュ有。2007年から5年連続で1点台の防御率を記録。09、10年にはタイトルも獲得した。平成のシーズン防御率1点台は延べ34人いるが、そのうち10年までの22年間は15人で、11年からの8年間では19人もいる。これは11年から低反発統一球が使用され投高打低になったことが要因として上げられるが、ダルビッシュはその恩恵を受けたのは最後の1年だけなので、1点台の防御率は非常に・・・

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