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逆襲のカープ

分析!カープ序盤戦の焦点 「常識と逆」の三番、五番でつながった打線

 

カープの打線がようやく調子を上げてきたが、これには三番・バティスタ、さらには五番・西川龍馬の活躍の占めるところも少なくない。パワーヒッターと好打者の並びとしては、一見、逆のようにも思えるが、この打順が、チームを加速させている。
※成績は5月12日まで

パワーヒッターのバティスタ[写真]が三番で、好打者タイプの西川が五番。選手の特徴を見極め、常識にとらわれない打順を組んだことが、広島打線を加速させた


 例えばあなたが野球チームの監督だったとしよう。こういうとき、どういうオーダーを組むだろうか。

 四番は絶対的な存在がいて決まっている。問題はそれを挟む三番打者と五番打者だ。候補者は2人。一人は長打力のあるパワーヒッター。ただ、その分少し粗いところもある。足は速いとは言えない。もう一人は足もけっこう使える好打者タイプだ。

 今までの野球の常識に照らせば、まあ好打者タイプが三番で、パワーヒッターのほうが五番だろう。ランナーをできるだけためて、四番を迎えたり、五番の一発長打にかけたほうが得点効率がいい。また、基本的に足の速い選手が前の打順を打ったほうがランナーの巡りがよくなる、と考えるのが普通だろう。

 ところが今年のカープは、この常識の逆を行ってから、攻撃がつながるようになったのだから面白い。三番にパワーヒッターのバティスタを置き、五番に好打者タイプの西川龍馬を置くようになって、打線は4月半ばまでの不振を脱し、調子を上げてきた。

 そこにはやはり、先入観だけにとらわれ・・・

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