週刊ベースボールONLINE

CLOSE-UP Vへ導く四番とエース

広島・鈴木誠也 泰然自若で変化に対応。結果を出し続ける主砲 「最初は(打線が)打てませんでしたが、みんな気にしていなかった。チームの雰囲気は悪くない」

 

新戦力の台頭は、チームが強くなっていく上では欠かせないが、優勝を狙ううえで絶対条件となってくるのが、戦力としてはもちろん、精神的にもチームを引っ張っていく大黒柱の活躍だ。カープには、野手にも、投手にも、頼れる大黒柱がいる。四番・鈴木誠也と、エースの大瀬良大地。2人のここまでの奮闘ぶりと、4連覇への意気とは。

気持ちを落ち着け、投手との勝負に挑む。シーズン中にも常にそのときの状態に合わせた打撃を追求、結果を出し続ける姿が頼もしい


 開幕から低空飛行を続ける広島打線を若き四番、鈴木誠也がけん引している。開幕8試合で5発と本塁打を量産しながら9試合目からは5試合連続無安打。コンディション不良で4試合続けてスタメンから外れることもあった。それでも5月5日の巨人戦(マツダ広島)で球団史上最年少の24歳8カ月で通算100号に到達すると、8日の中日戦(ナゴヤドーム)で4年連続2ケタ本塁打を記録。5月12日現在、打撃3部門でいずれもリーグトップを争っている。

 若き四番は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング