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2019球場物語 12球団本拠地ガイド

明治神宮野球場 フル稼働の“学生野球の聖地”

 


 現在の本拠地の中では2番目の歴史を誇る。初めてプロ野球公式戦が行われたのは1948年8月28日、巨人対東映だった。東京オリンピックが行われる64年からは、国鉄スワローズのフランチャイズとなる。

 78年には廣岡達朗監督の下、ヤクルトスワローズがセ・リーグで初優勝を遂げ、日本シリーズでは阪急を破って日本一に輝いた。その2年後に電光式スコアボードが完成し、ファウルグラウンドには人工芝が敷設された。82年にはグラウンド全体に透水性人工芝が敷かれ、ラバーフェンスもブルーになった。その後も改修を繰り返しながら現在の姿に近づいていった。球場のサイズがコンパクトであるため、本塁打が出やすく、2013年にはバレンティンが日本記録を塗り替える56本塁打をマークし、最終的にはその数を60本まで伸ばしている。

 神宮創建90周年を翌年に控えた2015年、14年ぶりセ・リーグ制覇を果たした。現在は20年の東京オリンピック開催へ向け、周辺で新国立競技場建設が急ピッチで進められ・・・

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