150キロを超える強い直球とのコンビネーションが冴える。大小2種類の変化を意図的にコントロールし、空振りも、打たせて取ることも自在の“決め球”である。 取材・構成=坂本匠 写真=小倉元司 高校(柳ケ浦高)時代から三振を狙う変化の大きいフォークを投げてはいましたが、当時は明確な意図を持って使っていたわけではありませんでした。意識を高めたのはプロに入ってから。ベイスターズでは
佐々木主浩さんをはじめとする先輩、コーチにアドバイスをいただき、心構え、使い方、感覚などを学びました。自分なりのアレンジを加えながら、さらに2014年に先発に転向するにあたって、球種を増やそうと思ったときに、フォークの落ち幅を意識的にコントロールできれば、「それだけで2球種ではないか?」と考えるようになり、現在はフォークを2種類投げ分けています。
大きな変化のフォークは意識して空振りを取るボールで、三振が欲しい場面で使うことが多いのですが、究極の理想は大魔神・佐々木さん。それこそTVゲームの世界のようにバッターの・・・
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