週刊ベースボールONLINE

2019変化球特集 カーブ編

あの大きな曲がりをもう一度 カーブの握り図鑑〜往年の名投手編〜

 

ここからは、日本プロ野球界を支えた名投手たちのカーブの握りを紹介していく。当時からパワーカーブ系を駆使していた投手や、ゆるくて大きく曲がるカーブを投げていた投手などそれぞれが多種多彩なカーブを操っていた。

巨人ほか・金田正一

パワードロップ系


 日本プロ野球にさん然と輝く400勝は剛速球とカーブで築き上げた大記録だ。左腕からのカーブは頭の高さから急激に落ちてくるパワー系のドロップカーブで「二階から落ちる」とまで言われた。

元毎日ほか・荒巻淳

パワードロップ系


 ルーキーイヤーの1950年に26勝を挙げ毎日の日本一に貢献した左腕投手。小さな体からキレのある剛速球を投げ、カーブはブレーキの利いた鋭くタテに変化するものだった。技巧派になってからはスライダーも習得した。

元巨人・江川卓

ドロップカーブ系


 9年間で135勝を挙げた巨人のエース右腕で「昭和の怪物」。2大代名詞である・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング