社会人時代にサイドハンドに転向し、プロへの扉を開いた。昨季70試合に登板するなど、フル回転の活躍を見せる左腕。その投球を支えているのが、この球種だ。 取材・構成=阿部ちはる 写真=井沢雄一郎 ツーシームは横手投げに変えたときにスライダーよりも早く覚えた球種なので、ピッチングとともに歩んできた、僕のルーツのような感じです。横手投げのフォームが固まるよりも早く投げられるようになりましたからね(笑)。そして打者の左右やカウント、状況に関係なく、いつでも投げられるボール。ただ、この球種だけでどうこうというより真っすぐ、スライダー、ツーシームで三位一体。この3つの球種が
高梨雄平というピッチャーを構成する一つの要素になっています。
握りはより直球に近い感覚で投げられるところに指を掛けるといいと思います。人によってその感覚は違うので僕の握りがすべてではありません。それこそ・・・
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