週刊ベースボールONLINE

2019変化球特集 アンダースロー編

史上最高のアンダースロー山田久志が語る“サブマリン”魔球 その4 魔球アドバイス

 

左右とタテの変化に加え、球速差での奥行きと、進化を続ける変化球だが、投じるフォームによって、その効力は変わるのか。通算283勝を挙げた“サブマリン”山田久志氏が、アンダースローの視点で変化球を解説。「投げられる球種は限られる」という独特投法の魔球の世界へ足を踏み入れてみよう。
※成績は2019年5月23日現在


プレートと投球コースをうまく使う


 アンダースローは腕の振りが独特で、リリース時に手首をひねるのも簡単なことではないので、変化球を投げる際の工夫も限られる。そこで、もっとも大事なのが、腕ではなく、下半身の使い方になります。

 言うまでもなく下半身が強くないとアンダースローでは投げられない。だから、トップからリリースまでは腕の振りを意識するとフォームを崩しやすくなることを、まずは覚えておいてください。では、変化球は、どこがポイントになるか。それが、下の連続写真で言う[1]のトップです。トップでしっかりと手首の角度を定め、腕を・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング