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快進撃の虎をけん引する先発陣たち

阪神・快進撃を支える先発陣 岩田稔、ガルシア

 

5月に入ってからの快進撃は強力な中継ぎ陣によるものが大きいと言われているが、その前を投げる先発陣が役割を果たさない限り試合は成り立たない。今季の阪神は昨季までとは違う先発投手が頑張り、試合を作っている。
写真=早浪章弘

阪神・岩田稔 緩急を身につけ覚醒


岩田稔投手/14年目/36歳/左投左打


 粘りの投球が戻ってきた。開幕は二軍で迎えたが、4試合17イニングを1失点という成績で自らチャンスをつかんだ。迎えた今季初先発の4月18日、ヤクルト戦(神宮)で5失点ながら118球で完投勝利。2017年以来2年ぶりの勝利を挙げた。それ以降は勝ち星がつかなかったが、持ち前のコーナーを丁寧に突き、打たせて取る投球で試合を作り、中6日でしっかり先発ローテーションを守っている。「投げ終わったときにやり切ったと思えるよう・・・

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