二軍の若虎軍団は今季もウエスタン・リーグの首位を独走している。6月1日の時点で30勝19敗4分。2位の広島に5ゲーム差をつける。昨季は矢野燿大二軍監督の下、リーグ優勝に12年ぶりのファーム日本一に輝いたが、今季2連覇も十分ある。その継続する強さはどこからくるのだろうか。 ※成績・記録は6月1日時点 写真=石井愛子 昨季と同様に本拠地で勝った直後に平田監督の指名を受け、ファンを前にマイクパフォーマンスをしている。ファンサービスも引き継がれている
【投手陣】一軍の息を感じながら
今季から
平田勝男二軍監督が就任。好調の要因はどこにあるのか。平田二軍監督は「ピッチャーがいいからね」とシンプルに話す。チーム防御率は2.31と現在リーグ1位。今季は相手チームの四球や失策から得点し、投手陣が守り抜き接戦を制すことも多い。二軍も、一軍同様に投手陣の安定は欠かせない。2年目の
馬場皐輔投手、4年目の
望月惇志投手が先発として防御率リーグ2位、3位に入るなど、若手が中心となって登板を重ねる。
3年目の
浜地真澄投手は今年初めて一軍春季キャンプに参加。オープン戦から一軍戦に先発し経験を重ね、ほかの先輩投手陣から学んだものも大きかった。
「例えば、投げる前日に治療していたのを、2日前にしたり。西(
西勇輝)さんにも聞いたりしました」。
チーム全体での新たな試みもある。これまで一軍では先発を終えた投手も・・・
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