セ界制圧の5月の後、屈辱の交流戦となった。しかし、苦しい戦いの中にもいくつも光明は見えてきた。いつであれ、時代を変えてきたのは、恐れを知らぬ若者たちの力だ。 小園海斗内野手 粗削りな大器
ド派手なデビューとなった。開幕一軍も出番のないまま二軍落ちとなっていたドライチが
田中広輔の不振もあって、6月20日、ロッテ戦(マツダ広島)で「一番・遊撃」として一軍初出場初スタメン。1回裏の初打席でレフト前ヒットを放つと、先制のホームを踏んだ。この試合、6対0から追いつかれ、9回裏、
會澤翼のサヨナラ打で勝利する劇的勝利。自己採点を聞かれ、「40点ぐらいですね」と話していたが、新人の初安打がチームの勢いを生むきっかけになったのは間違いない。
緒方孝市監督も「持っているね」と、まずは称賛していた。しかし、翌日の
オリックス戦(マツダ広島)では5打席無安打に加え、1点リードの9回一死から同点の走者を許す悪送球が敗戦につながり、22日の同カードでも持ち味の思い切りのいいバッティングで2安打を放ちながらも・・・
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